栗林荘初期には巨大すぎる御殿がありましたが、その後取り壊されてもっと常識的サイズの御殿になりました(この御殿は明治時代に売却されて園外に出ています)。江戸時代後期には御殿以外は畑になっていたようです。現在は準洋風庭園と2つの展示場があり、会合、展示、イベント、花見などに使われています。瀬戸芸(瀬戸内国際芸術祭)の際に、ここに作品が展示されたこともあります。
明治32年に、殖産興業のための物産展示場として建てられました。4つの建物を対称に配置し回廊でつないだ構造で威厳・風格を表そうとしたものです。一見純和風に見えますが、西洋建築の技巧(軒や庇の持出しに方杖を使い、2階にはベランダ)も入っています。設計者は伊藤平左衛門。現在は栗林公園の情報展示や、伝統工芸品の製作実演・展示などを行っています。2階にはジョージ・ナカシマのテーブルも展示されています。2階に展示されているテーブルと同じものが2000万円だったそうです。
「香川をはじめとする各地の焼き物、木工品、漆器など生活に密着した民具が、収蔵・展示されています」(パンフレットより)。
1965年から1970年にかけて建てられた建物です。中根金作さん設計の小庭園もあります。
園内で最も姿が良いとされる松です。110個の石を組み合わせて亀を表現し、その上のクロマツで鶴を象徴的に表しています。
別名を百石松ともいいます。もともとは家老の屋敷にあった松で、家老が松の手入れに熱中して遅刻したために石高を500石から400石に減らされたという逸話があります。
讃岐民芸館の中庭、前庭は中根金作さんの作です。
幹周り5. 2m、高さ約20mは新宿御苑のヒマラヤスギと同等です
日英のロイヤルファミリーのお手植え松。芯を止めず上に伸びる松になっています。
「ガーデンカフェ栗林」ではなぜか創作イタリアンが提供されています。
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