北湖は南湖と違い大きな建物や大きな橋がありません。大体は松が中心の緑色の世界で、赤い梅林橋がアクセントになっています。
風景としては池の汀線や島の姿、池の東にある芙蓉峰が見所になります。
細かいところでは箱松などの松が見所であるほか、牡丹石などの奇石が存在します。
島は2つ。島に橋は架かっていません。
池と島と、そこに植えられた松が景観の中心になります。水際の曲線を美しく見せるために、白い玉石が薄く並べられています。島が2つ(前嶼、後嶼)あり、これらを鶴島亀島と見る意見もあります。
低い方が箱松、高い方が屏風松です。箱松は他に類のない独特の仕立をしたもので、手の掛かったものです。屏風松はその名のとおり視界を遮るもので、現在の北庭にかつて建っていた御殿が南庭から見えないように隠していました。
牡丹石、見返り獅子などの奇石があります。
大名庭園にはつきものの馬場。90mくらいです。古図によると昔は桜が植えられていました。
かつて武術の練習をした場所です。この付近にもかつては桜が植えられていました。
しっかりした橋添石のある橋です
かつてはミカン畑もありました。
後嶼にある、幹が水に浸かったクロマツです。
北湖の東にある築山。富士山がモチーフ。
「芙蓉を望めば尖湖上に秀で 峰の白石を含むこと雪の如く 寒影常に湖に倒ず」
(『栗林荘記』)
北湖から西湖へ向かう路沿いの茶室。
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